良寛の歩いた道/照明寺密蔵院(新潟県長岡市)
■2008年11月3日/11:30〜13:40/曇り時々雨、風強し/新潟県長岡市寺泊片町
良寛が生涯で3回住んだといわれている密蔵院。
現在の建築は1958年(昭和33年)に再建されたものである。
良寛が居住していた住まいがこのような数奇屋建築であったかどうかは不明だが、外から見た限りは一級品の建築だ。
屋内は見学予約が必要とのことなので、こんど申し込みたい。
設計は新潟県柏崎市出身の庭師・田中泰阿弥(たいあみ)。
http://www.nfcnet.co.jp/nfcmg/clip/clip_200407022.htm
田中泰阿弥のことは初めて知った。
写真を撮りながら、ディテールを見つめながら感じた。
かつての日本建築はメンテナンスを前提に造られていたのだと。
補修しながら代々住み継いでゆく。
つい戦前まではそうだったようだ。
傷んだ塗壁を補修し、風雪にさらされた板壁は張り直し、・・・。
だから愛着も湧くし長いこと使われるのだろう。
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