祈りの空間/谷村美術館(新潟県糸魚川市)
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2008年12月28日17:30/曇り/新潟県長岡市信濃/信濃川工事事務所のアンテナ塔
寒波到来で寒い。
信濃川の土手は風強し。
日が暮れて、市街地の灯りで鈍く光っているアンテナ塔を見上げてみたら、なにやら宇宙のカマキリに見えた。
露光時間30秒。
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■2008年12月26日11:50/寒風強し、小雪/新潟県長岡市中央図書館脇の公園
今冬一番の寒波がやってきた。
まだまだ序の口だろうが。
今日は一日中風強く、寒い!
これからどのくらい雪が降るのだろうか。
スキー場は年末年始のかきいれ時を迎えてほっとしていることだろうが。
車から降りたら冷たい風がビューっと頬を突き刺した。
ウーッ!慌ててダウンジャケットのフードをかぶりしばらくじーっとしていた。
そしたらほんの、ほんの一瞬だけ雲間から太陽がのぞいた。
薄目をあけてちらっと横を見ると、木立がさらさらの雪の上に影をおとしていた。
慌ててカメラを車の中から取り出して、シャッターを切る。
太陽はすぐにまた鉛色の雲の中に隠れて二度と姿を見せることはなかった。
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昨日の続きです。
■2008年12月14日13:30〜15:30/小雨、曇り/新潟県長岡市寺泊山田
今度は、国道から海の方に回り込んで、防波堤の上を歩いて行く。
防波堤の左は日本海。
漁師町だから当たり前であるが、海側には漁具置場など生業のための建築が連続する。
オッ!バルコニー?
物干?
ここで夕日を見ながらビール飲んだら旨いんだろうなー。
柱の構築物の向こうの防波堤には大きな穴があいていた。
どうやら、船を右手の建物の地下?に直接入れられるようにしてあるらしい。
大波がきたらどうやって防御するんだろう??
中央が出入り口。
その向こうは屋根のない中庭になっていた。
海風から暮らしを守る中庭か?
暮らしを楽しむ中庭か?
漁具を修理したりする中庭か?
中庭はどんなふうに使っているのだろう?
見てみたいなー。
みんな色々と工夫して暮らしているんだなー。
いやー、まち歩きって楽しいなー。
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■2008年12月14日12:10〜13:00/曇り、薄日/新潟県長岡市寺泊郷本
この時期、越後の風景写真を撮るには被写体探しが難しい。
そんな時、民家やお寺などの歴史ある建築やまち並みが格好の被写体となる。
雨、みぞれ、雪の日は越後の気候風土がにじみ出ていいのである。
という訳で、先週に続いて2週連続で郷本の集落を訪ねた。
日本海に沿って走る国道402号に面する郷本の集落。
道路の手前はすぐ海。
風雪の激しい海側(道路側)には車庫や納屋を配して、住まいはその奥に建てる。
長年の知恵だ。
そして住まいの背後はすぐに山。
道の両側に家を建てるだけの土地がないということだ。
こんな地形の集落は新潟県の日本海沿いにはけっこうある。
地形が宅地割りに影響し、住まいどうしの配置のしかたが集落内の人間関係にも影響を与える。
そんな地形や人間関係も含めてその土地独自の文化が創られるのだろう。
集落のあり方は面白い!
こちらの民家も海側(道路側)に車庫、奥に住まい。
長ーい板の風除けが敷地を囲う。
風除けからでた緑。
緑は風除けから自然に出たのか、それとも家の人が出してやったのだろうか。
左手奥が日本海。
人々の暮らしって、本当に素敵だ!
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■2008年12月7日11:00頃/雨、みぞれ/新潟県長岡市寺泊郷本
日本海に沿って走る国道402号を寺泊港から南下してしばらくすると郷本の集落はある。
素敵な車庫があったので車と止める。
道路の右側はすぐ海。
瓦屋根に雨板の外壁、塩害に一番強い民家のありかただと思う。
手前に板を立てた風除け。
厳しい気候から住まいを守る景観だ。
風除けの後ろには住まいがある。
住まいを車庫の後ろに配し、さらに板の風除けを立て、風雪から家を守る。
実に合理的である。
手前の石碑から奥に入って行くと、良寛がかつて住んだ空庵の跡地がある玄徳寺通じる。
風雪でシルバーグレー色になった車庫の木製扉。
いい味を出している。
スチールのシャッターではすぐにボロボロになる。
こちらも合理的、かつ美しい。
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■2008年12月10日
今年の3月から設計していたMMTの家(長岡市)は本日竣工し、クライアントに引き渡しました。
クライアントのMさんはもとより、ご協力頂いた工事関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。
敷地面積=30坪、建ぺい率=50%、容積率=100%、おまけに第一種高度地区の敷地条件。
その敷地に、車3台、大人4人の個室が4つ、LDK、水回り、玄関その他で面積的な余裕はゼロ。
建ぺい率も容積率も許容一杯のタイトな設計でした。
竣工パーティーにはご招待頂けるとのことなので、喜んで頂けたようで一安心です。
(詳細は後日ホームページにアップします)
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昨日の続きです。
■2008年12月7日15:00〜16:30/雨、みぞれ、後晴れ/新潟県三島郡出雲崎町久田(くった)
みぞれ混じりの雨が降る中、傘の柄を首に挟みながらの撮影は続く。
海沿いの見学から今度は、海沿いの国道から一本中の通りを歩く。
風除けは亜鉛メッキした穴明き折板。
道路の風雪除けによく使われているヤツだ。
住民の方に聞いたらこれは役場で設置したのだそうだ。
萱や木の板の風除けはいいが、折板の風除けもこれはこれでいいかな?なんて思った。
時代は変わるのだから。
納屋にぶら下がっていた赤ナンバン。
みぞれが降り鉛色の空ばかり見ていたので、赤い色にハッとした。
さーて、ここからが今日のハイライト。
天候急変で、みぞれから一転してお日様が顔を出した。
ここまでは記録写真を主体に撮っていたが、ここからは好きにさせてもらう!
記録写真はおしまい!
感動したところだけを思うままに切り取る。
手前の竹がパッと劇的に輝いた。
輝いている民家の向こうには小高い丘が。
登れるのか?
光よ、消えるなよ!
駆けて駆けて薮を掻き分けて丘に駆け上って、ハーッ、ハーッ。
そしてまちを見下ろせば、
あー、こんなチャンスは二度とないかもしれない。
気が急く!
今度は丘を駆け下って、迂回して田んぼの方へ行くと、
西日を浴びた民家の壁が浮かび上がっていた。
正面に海とまもなく沈み行く太陽。
急げー!日が沈むー!
来た道を、日の入りを撮りに海へ向って駆ける、駆ける。
間に合ったー!とほっとしながら撮った落日。
よーし、グッド!となるはずが、ゴーストが出ていて全てパー。(ガッカリ!!!)
カメラ、修理に出さないとやっぱりダメだ!
という訳で、ラスト写真は日没後の残照。
いやー、まち歩きって楽しいなー。
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■2008年12月7日14:15〜15:00/雨、みぞれ/新潟県三島郡出雲崎町久田(くった)
久田の集落は、日本海に沿って走る国道402号沿いにある。
漁業ではなく農業を生業とする集落だ。
今日はみぞれまじりの雨が降っていて冷たくて濡れる。
まち歩きには最悪の天候だがこれが越後の気候だ。
越後の民家や集落の成り立ちを理解するにはこんな天気の時が最適だ。
と、頭ではわかるが、やっぱり晴れた日がいいなーと意思の弱い自分がいる。
国道沿いの景観である。
道路右手が海。
瓦屋根に雨板の外壁。
ここら辺でよく見られる塩害に強いつくりで合理的だ。
風除けはブロック塀。
真ん中上に茅葺き屋根が見える、珍しや!
同じく国道より見る。
道路の手前が海。
風除けは木の板。
真ん中の建物と奥の茅葺き屋根の民家は同じ家。
さっきの茅葺き民家。
左手奥が海。
木の風除けが民家を守る。
茅葺き民家の正面。
玄関は強風を避けて海に背を向けて配置。
屋根は出雲崎町内の茅葺き職人が一人で葺いているのだそうだ。
一人で葺くから、屋根を全部葺き替えるのに10年かかったとここのおばあちゃんが言っていた。
茅葺き職人がいなくなったらどうするんだろう?
さて、海沿いの国道に戻って、別の民家。
道路の手前側が海。
風除けは萱。
萱はすぐそこの山からとってくるのだそうだ。
海沿いの民家をもう一軒。
屋根は茅葺きの上に鉄板を被せている。
左奥が海。
前の民家の風除けの裏側(?)。
向こう側が海。
左奥にちょこっと海が見えていますが、わかりますか。
傘の柄を首に挟んでの撮影はなかなか大変だけれど、これまた楽し。
背中にしょったザックはびしょ濡れだけど。
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■2008年12月3日/東京都千代田区丸の内
東京国際フォーラム(設計:ラファエルヴィニオリ、新建築1996年8月号)は劇場、展示場、会議室等からなるとてつもなく大きな複合施設である。
プラザの様子。左がガラス棟で右が劇場棟。プラザは開放されていて通り抜けできるところがミソ。向こうに行くと有楽町駅、手前が東京駅側。今回は、会議室等があるガラス棟のみを見学した。
さて、建物の中に入って最上階の7階。一番奥の7階から左側はスロープになっていて1階まで下りられる。右側は会議室等。双方を6階、5階、4階でブリッジで繋いでいる。一番下のフロアーは地下1階で誰でもが自由に通り抜け出来る。これは建築というより街路のスケールだ。
スロープを折り返し1階へ。そこからエスカレーターで下りていたらこの風景。
地下1階から見上げると。
次は今回の写真ではなく、2008年3月30日午後9時過の撮影です。
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■2008年11月27日
この日はチーム・テラのデザイン会議。
K:「じゃ〜、KJ法でやってみよう。課題は○○、時間は15分間だから10時半までね」
という訳で、各自ポストイット1枚につき1回答を思いつくままに書いてゆく。
ここでは、できるだけたくさんの案をだすことが大事だ。
最初はポストイットにすらすら書いているが、そのうち、
O:「○○、○○と・・・」と課題をぶつぶつつぶやく。
W:手を休めて外に眼をやり思案顔。
M:自席でシャカシャカ書いているらしい。
K:調子良くスラスラと書いている
俺:両目を手で塞ぎ回りが見えないようにして思案中。
しばらくして、
K:「あと1分だよ。」、さらに「15秒前」、そして「はい終了」
この後は、各自が書いたポストイットを出しっこして、
同じ内容のものをグルーピングして、課題に対して回答もしくは方向性をみつける。
この日はこの作業を2回やった。
回答がでない場合もあるが、それはそれで熟成期間が必要だということがわかる。
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