越後の冬景色/木立影
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■2003年9月7日/新潟県十日町市/キナーレ
まち中の複合施設。
ご夫婦かな、施設内にある温泉につかった後に一休みという感じ、いい雰囲気だ。
むこうのベンチには若者が二人。
■2003年11月21日/神奈川県横浜市/横浜大桟橋客船ターミナル
ターミナルの屋上のデッキは市民に開放されている。
ピッタリと寄り添う二人。
ここでデートしたら恋の成就は間違いなし。
■2005年5月1日/石川県金沢市/金沢21世紀美術館
若い二人、何を思って座っているのかな。
もう少し引いて撮ると↓。ちょっと不思議な人間関係。知らない人同士だから自分たちの世界に浸れる空間。
こんなふうにデートができる場がまち中にあるといいなー。
愛を語り、人生を語り、用はないのにぶらっと立寄ってみたくなる建築空間やランドスケープのある街は魅力的だ。
あなたの街に、そんなところはありますか?
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兵庫県生まれの友人が、このブログの中で使った写真を見て「色合いが暗く、いかにも、冬の日本海を思い出す」ってメールをくれた。
誉めてくれたのか、もっと明るい写真にしてよって言っているのかは不明。
ここのところ、ずっと越後の冬景色をアップしているのだから暗い写真が多いが、これが越後なのだ。
(意図的に暗い写真にしていることも多いのだが・・・)
謙信も景勝も兼続も良寛もみんなこの風土の中で育ったのだ。
でもって、さらにリクエストに応えて(?)今日も越後の写真。
■2009年1月26日16:40頃/新潟県/日本海夕日ライン
新潟市からの仕事帰り、国道402号の日本海夕日ラインを車で走る。
強風で、波高し。
写真を撮っていると、しょっぱい飛沫が飛んで来てレンズの保護フィルターに付く。
拭いても拭いても直ぐに付く。
カメラが壊れると困るので早々に退散。
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1年前の写真です。
■2008年1月26日16:50/曇り/新潟県長岡市左近
川の土手。
日が暮れて、あたりは群青色から刻一刻とその色の濃さを増してゆき、もう30分もすれば暗黒の世界がやってくる。
そんな色彩の変化は実に美しく、そしてそんな時間が好きだ。
寒風が吹き、ますます寒くなって来た。
そんな中での河川改修工事、ほんとうにお疲れ様です。
写真を撮っていると寒くてゾクゾク、薄い手袋をしている指先が痛くなってきた。
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NHK大河ドラマの「天地人」、初回は所用で見られなかったが、この前の第二回目は見た。
面白そうなので毎回見たいと思う。
この大河ドラマは越後や戦国時代の歴史を自分に見直す機会を与えてくれたので感謝!
■2009年1月11日12:45〜14:45/小雪、一時晴れ/新潟県南魚沼市浦佐/吉祥山普光寺 浦佐毘沙門堂
浦佐毘沙門堂は807年に坂上田村麻呂が建立したと言われています。
昭和6年に火災で焼失し、その後再建されたそうです。
「さかのうえのたむらまろ」?、むかし習ったがみんな忘れた。
上杉謙信、景勝もここで戦勝祈願をしたそうだ。
毘沙門天様は七福神の一つで勝負事にご利益があるそうだ。
設計コンペの前にここで必勝祈願したらうまくかなー、なんてチラット考えた。
回廊。右手にちらっと見えるのが毘沙門堂。方杖は中越大震災後の補強かな?
回廊から毘沙門堂を見る
毘沙門天様は簾の中か?
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■2009年1月12日8:30〜9:15/晴れ/新潟県小千谷市高梨町/五辺の水辺
一昨日(1月11日)夜の天気予報では今日(1月12日)は大荒れの雪だったはずなのに、夜明け前に目が覚めたら晴れているではないか。
月まで出ている。
越後の冬は天候がめまぐるしく変わるから気象庁も大変だ。
放鳥された朱鷺の一羽が、先日長岡市南部で発見されたと新聞で読んだので、ひょっとして五辺の水辺にいるんじゃないかと淡い期待をもって行ってみた。
結果は、そんなに簡単に見つかるわけないかー。
誰もいない水辺、大気はキーンと冷たく澄んでいる。
新雪の上を被写体を探しながらゆっくりと歩けば、雪が足下でキュッキュッと鳴り気持ちいい!
撮影終わって帰宅したのが午前10時。
それまでの青い空もみるみる鉛色になってゆき、その後は吹雪。
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2年前に初詣に行った時の写真です。
今日と明日の2回に分けてアップします。
■2007年1月3日13:00〜15:00/新潟県新潟市西蒲区(旧巻町)角田浜/角田山妙光寺
角田山妙光寺客殿(設計:茶谷正洋、新建築1982年3月号)
角田山妙光寺本堂・祖師堂(設計:中澤敏彰、新建築2003年4月号)
このお寺、木造で屋根が反って宮大工が精魂込めて造って坪何百万円、とかいうような伝統的様式を継承している建築ではない。
客殿は鉄骨造、本堂の骨組みは集成材と、伝統的様式の寺社建築と比べてこのお寺の建築にはお金がかかっていないことは見ればわかる。
何故そうしたか?ご住職曰く、「限られたお金で建設し維持しなければならないので、ハリボテのまやかしものではなく現代の本物を求めた」とのことだ。
「現代」という言葉がミソだ。
時代の価値観は変わるのだ。
このお寺、毎日夕方5時まではいつでもオープンしている。
「開かれた現代の寺」を目指しているようだ。
「大事なのは心です」とおっしゃった住職の言葉が印象的であった。
客殿は鞘堂形式で、保存した木造の旧客殿を鉄骨造の建築がすっぽりと覆っている。旧木造建築と柱のH鋼の対比がグッド。お金をかけない潔い建築、という印象を受けた。
本堂は入口の扉を全開すると回廊をもつ屋外の院庭(中庭)と繋がる。
院庭には木製デッキが敷かれており、テントを張って催しやコンサートをしているのだそうだ。
正面が中門。中門をくぐると院庭(中庭)があり、その向こうに院庭に全開された本堂が見えている。
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