山、目覚める/新潟県魚沼市柿の木
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昨日の続きです。
2009年4月19日の7回連続シリーズは、今日がラストです。
■2009年4月19日/晴れ/新潟県魚沼市大白川
山の夕暮れは早い。
ブナ林で撮影していたら、早くも午後4時半頃にはお日様は山の向こうに隠れてしまった。
撮影にケリをつけて、車一台通らない細い林道を運転して行く。
16:40
小さな峠を越えたら、西日を受けている芽吹いたばかりの木が目にとびこんできた。
黄緑色に春感じ。
17:00
こんどは、名もなき沢を発見。
またカメラの電源を入れてしまった。
もう二度と会えないかもしれないから。
17:40
林道を下りきって、大白川集落の一番外れについた。
ここまで来れば一安心。
さー、帰るぞーと思ったら、こんどは淡ーい夕方の斜光線の中、民家の桜が印象的。
桜がズラー っと咲いている名所での花見もいいけれど、個人的にはこんな風景の桜が好きだ。
今年は長岡で絶好の満開の桜を撮り損なったせいか、この桜を見たら何か心安らいだ。
今年の桜の撮り納めにしよう!(たぶん)
鉛色の暗雲が垂れこめる日が多い越後の冬から、光も空気も花も木々もパッと劇的に変化する春へ。
越後の冬景色も好きだが、春爛漫の越後もいいよなー!
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■建築名:茅野市民館
■設 計:古谷誠章
■場 所:長野県茅野市
■資 料:新建築2005年11月号
■撮影日:2008年5月5日7:45〜10:55
図書室、美術館、劇場、音楽ホールが一緒になった複合施設です。
この建築の最大の長所は、駅と直結している事です。
JR茅野駅の連絡通路から直接この施設に入れます。
プラットホームからも施設の中が見えます。
プログラムの勝利ですね。
左の硝子棟が図書室で、その向こうにJR茅野駅のプラットホーム。
中庭の奥の棟が劇場。
右の棟の1階が美術館で、2階が音楽ホール。
(写真では見えないが)駐車場の右に街路が走っている。
要するに、線路-施設-街路、と連続しています。
駅の東西を結ぶ連絡通路から見る。
硝子のところが図書室。
電車を利用する高校生なんかが、時間があるからちょっと寄ってこうかなとか、施設で待ち合わせしよう、なんてことになりそうですよね。
2階の連絡通路から中に入ると直ぐ図書室。
スロープの右手が図書室で、左手が線路。
スロープを下っていった突き当たりが劇場で、そこを右に折れると美術館と音楽ホール。
前の写真の見返し。
スロープの左が図書室、正面が連絡通路の出入り口、右が線路。
劇場と音楽ホールは突然の見学申し込みだったので職員の方の手が足りず見れませんでした。
事前に見学申し込みをすればOKだそうです。
音楽ホール、劇場とも稼働率はなかなか良いそうです。
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■建築名 :キース・ヘリング美術館
■設 計 :北川原温
■場 所 :山梨県北杜市小淵沢町
■資 料 :新建築2007年7月号
■撮影許可:受付で(鑑賞者が多い時は屋内撮影はNGとのことです)
■撮影日 :2008年5月5日13:00〜14:30
アメリカのアーティスト、故キース・ヘリング。
彼のシンプルでわかり易い絵はユニクロのTシャツにもなっているが、メッセージ性は大で私も好きです。
暗から明へ、絶望から希望へ、そんな事を感じさせてくれる美術館です。
駐車場に車を置き、森の中の小道を歩いて行くと建物が見えてきます。
エントランスに入って振り向くとこのコート。
正面硝子の奥がエントランスホール。
さて、展示室に向います。
まずは暗闇のスロープを下りてゆきます。
暗闇の上に床が傾斜。
手探り状態で歩きます。
不安。
暗闇のスロープを下りてきて、最初にでた展示室がここです。
展示室の名前は「闇」。
展示室「闇」から黒いビニールがぶら下がった通路を行きます。
正面に展示室「ジャイアントフレーム」。
最後の展示室。
展示室の名前は「希望」。
赤と黄色のフィギア、何んで踊っているのでしょうか。
いかようにも想像できますね。
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■2009年4月4日8:45/新潟県長岡市/悠久山公園
15分ほど公園内を散策。
撮影後、すぐ近くの打合せ場所へ急行。
バックの赤いボケは椿です。
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■撮影日:2008年5月3日10:45〜11:45
■場 所:岐阜県高山市
■建築名:吉島家住宅(重要文化財)
1970年代の半ば過ぎ、学生時代に学んでいたのは、ほとんどが現代建築でした。
幸い学校が首都圏だったので、現代建築の見学はそこそこし感動もしました。
古い建築も建築史なんかの授業で学んではいましたが、教科書なんかの小さな写真じゃ迫力不足でその魅力も価値も全然わかりませんでした。
さりとて、貧乏学生が電車に乗って京都や奈良に建築見学へ行けるはずもないし、運動部だったので時間もありませんでした。
学生生活最後の年、部活を引退したので夏休みに高山に初めて行きました。
そして、吉島邸へ入りました。
アッ!と息をのんで、高窓から射す光に浮かび上がっている木造架構の美しさに呆然とし動けなくなったことを今もはっきりと覚えています。
梁と束から構成された立体格子。
高窓からの光を受けて陰影と色合いを刻々と変える。
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■撮影日:2008年5月3日8:30〜14:30
■場 所:岐阜県高山市
学生の時以来、30年ぶりに高山を訪れました。
建造物郡保存地区を歩く。
高山市の主産業がなんであるか知りませんが、観光が大きなウエートを占めている事は間違いないようです。
とにかく人が多い!
魅力的な建築やまち並みは文化を創り人を呼びます。
そして、誤解を恐れずに言えば金を生みます。
京都、金沢、パリもローマも。
ならばどこの地方でもやればいいのですが、どっこいまち並みを作るには長い年月が必要なのです。
午前8時半、下二之町を歩き始める。
朝市には沢山の観光客がいたが、この通りにはまだちらほら。
このまちの凄いところは、普通の民家が並んでいる事です。
先程の民家の入口。
奥まった玄関にはサインが。
「STOP!ここは美術館ではありません(This house is not MUSEUM)」
外国人が間違えて入ってしまうのかな???
確かに外国人の観光客は多かった。
先程の民家の入口。
真っ白い玄関戸。
ハンドメイドらしき郵便受けも黒。
朝の8時半から歩き始め、お昼を食べてまた歩き、まちをほぼ一回りして午後2時。
上三之町伝統的建造物群保存地区に入ったら、ギョ!ウワー!スッゴイ人出だー!
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