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2009年5月30日 (土)

越後・豪雪地の民家(新潟県柏崎市高柳町)

■撮影:2009年5月24日16:30/新潟県柏崎市高柳町塩沢

豪雪地帯に建つ普通の民家で、積雪期の採光を工夫している民家がないものかと探しているのだが、これがなかなか見つからない。
自分が見てきた中で、唯一該当するのが十日町市(元川西町)にある重要文化財の星名邸である。
星名邸は酒造業も営んでいた大地主の町家であるから普通の民家ではない。

写真は先日撮った民家である。
車を走らせていたら、背の高い大きな民家が目にとまったので、車から降りて観察した。
でも、やっぱり積雪期の採光に特別な工夫はみられない。
撮った写真を見ていて、うん?って思った。
待てよ、この手の普通の民家は、はなから積雪期の採光は放棄していたのじゃないかと。
今でこそ雪は少ないが、昔は平地で3mも雪が積もり、屋根の雪堀り(雪下ろし)をすれば2階の屋根まで雪で埋もれてしまう。
冬は窓に雪囲いをして雪から家を守り、暗い屋内で春が来て雪が解けるのをじっと待つ。
それが当たり前と思っていたのじゃないか。
だから、普通の民家に積雪期の採光を考える必要がなかった、というか余裕がなかった。
玄関上の2階の窓が出っ張っているのは、どうにも1階から出入りできなくなった時に、ここから出入りするのだろう。(たぶん)
3日前の5月27日の記事でも書いたが、豪雪地の十日町市小白倉集落に住む元大工さんもそう言っていたのが本当のように思えてきた。
出来るだけ家を高く建てて、少しでも雪に埋もれないようにした。
それが豪雪地帯に建つ庶民の民家だったようだ。
機会があったら、この民家の住人に聞いてみることにしよう。

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○撮影:2005年2月5日/新潟県柏崎市高柳町荻ノ島(この写真のみ)
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