越後の民家/北方文化博物館(新潟市江南区)
昨年の撮影です。
■撮影日:2008年9月20日11:00〜12:00
■建築名:北方文化博物館(←クリックで飛びます)
■場 所:新潟市江南区沢梅
かつての豪農の館。
北方文化博物館を仕事の打合せ前に一時間だけ見学した。
ここには数回来ているが、今回は中庭を挟んで配置されている客間棟と茶の間棟の関係に注目して見学た。
客間棟は冠婚葬祭等の特別な行事に年に数回使われた場所だそうだ。
茶の間棟は日常的に家族や使用人らが使っていた場所だ。
■茶の間から見る
(建築的キーワード:見通す)
茶の間→中庭→客間棟→主庭という構成だ。
年に数回しか使わない客間を見ながら毎日暮らすということの意味は何だろう 。
家の中に特別な場がある価値は。
精神のよりどころ・・・。
ふと、空間の質は全然違うけれど、故篠原一男設計の「白の家」が頭をよぎった。
■大広間・座敷から主庭を見る
(建築的キーワード:額縁の庭)
■大広間・座敷の前の、板廊下→土縁→主庭
(建築的キーワード:半屋外・半屋内)
■広間・座敷→中庭 →茶の間棟
(建築的キーワード:見通す、お互いに見える、囲む)
■大広間・座敷に面した板廊下と中庭 。左が茶の間棟。
(建築的キーワード:囲む)
■大広間・座敷に面した板廊下から中庭と茶の間棟をみる 。右手が茶の間棟。
(建築的キーワード:囲む)
■茶の間棟から中庭と客間棟を見る
(建築的キーワード:囲む)
■茶の間棟から大広間・座敷、その向こうの主庭を見る
(建築的キーワード:見通す)
■茶の間から中庭を通して客間を見る 。一番最初の写真のところに戻ってきた。
(私的見解:民家には清楚な美女がよく似合う)
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