フォトコンテスト受賞写真
2023年9月21日 (木)
2023年7月27日 (木)
2023年1月21日 (土)
2022年9月21日 (水)
叫魂
■写真雑誌「デジタルカメラマガジン」2022年10月号<デジタルフォト部門>準優秀賞作品
選者(ハービー・山口 先生)からのコメント
【講評】夏の定番である大輪の花火。今年は数年ぶりに復活した花火大会もあったようです。夏祭りの明るいイメージがある花火大会ですが、この作品の被写体は新潟県の長岡花火。昭和20年8月1日の長岡空襲の翌年から続く、新潟の人々の思いを背負った慰霊と平和への祈りの花火です。モノクロで花火の輪の形に強さがあり、星のように明かりがちりばめられています。パチパチと音がするという2つの大輪の花火の下には、平和な街の夜景が克明に写っています。
■撮影:2014年8月2日20:56/新潟県長岡市
2022年4月22日 (金)
2021年11月19日 (金)
2021年3月22日 (月)
花冷え風 (新潟県長岡市 柿川)
■写真雑誌「デジタルカメラマガジン」2020年の桜フォトコンテスト 準優秀賞作品
選者(柄木孝志 先生)からのコメント
【講評】満開の桜よりも、散り際や散った後をどのように表現するか。センスや工夫が問われる撮影ですが、この1枚は発想のオリジナリティを強く感じさせてくれます。桜の花びらに埋まる小川を長秒で表現し、そこに木々を写りこませる工夫。「こうすれば、こうなるんじゃないか」という、撮影者の妄想、イメージを見事に形にしたそのアイデアに感服です。
桜の樹を映す川面を、冷たい風に散った桜の花びらが流れていました。
画像を上下反転しています。
□作品名:花冷え風
□撮 影:2020年4月13日/新潟県長岡市 柿川
2020年11月20日 (金)
雲の舞台 (新潟県魚沼市 枝折峠)
■写真雑誌「デジタルカメラマガジン」2020年12月号 2019年の紅葉フォトコンテスト佳作作品
選者(柄木孝志)からのコメント
【講評】撮影をしていると、主題と異なる想定外の風景や環境に出くわすことも多々あるもの。この1枚も作者いわく、別の目的があったとのこと。運とともに、偶然の風景を瞬間に切り撮る判断力がすばらしいです。まさに風景写真の醍醐味ともいえる作品です。
舞台は、白い雲の海。
主役は、舞台を背景に立つ尾根上の樹々。
一本一本の樹々は主役を張れるほど個性的ではないけれど、役者が舞台で共演して一つの思いを伝えているように見えた。
■作品名;雲の舞台
■撮 影:2019年10月21日6:40/新潟県魚沼市 枝折峠
2020年2月13日 (木)
2018年8月11日 (土)
昇魂 (新潟県長岡市・長岡花火)
■ デジタルカメラマガジン2019年12月号選考<プリント部門>:入選
選者(岡嶋和幸 先生)からのコメント
【講評】新潟の長岡空襲犠牲者の慰霊のために打ち上げられる花火だそうで、そのダイナミックな様子が美しく捉えられています。スケールの大きさも伝わってきます。とても力強く感じられるモノクロプリントも好印象です。上昇する煙の感じが魅力的なので、縦位置で切り取られた写真も見てみたいと思いました。
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気がついたらお盆。
今年も長岡花火は撮れなかったので3年前の写真です。
長岡花火は、昭和20年8月1日の米軍の大空爆で亡くなられた1485名の長岡市民の慰霊と平和への祈りを込めた花火大会です。
バチバチバチッ!って巨大爆竹のような破裂音と同時に放された閃光は、死者の魂に見えました。
風に流されず上空に昇って行く煙りは、死者の意思のように感じました。
■撮影:2015年8月3日20:38/新潟県長岡市
より以前の記事一覧
- 大蛇 (新潟県南魚沼市) 2017.10.16
- 暴れ雲 (新潟県魚沼市 枝折峠) 2017.09.15
- 学習コーナー 2017.06.19
- 六角口髭さん (新潟県長岡市) 2017.05.18
- なにしてんの? 2016.10.25
- 銀河(新潟県柏崎市・不動滝) 2015.11.25
- 光の舞台(新潟県長岡市) 2015.11.01
- 元気に育てば、それでいい(新潟県長岡市) 2015.05.04
- 無音(新潟県小千谷市池ケ原) 2014.12.26
- 霧の信濃川(新潟県小千谷市塩殿) 2014.11.27
- 水鏡棚田(新潟県長岡市軽井沢) 2014.05.02
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