フォトコンテスト受賞写真

2024年3月20日 (水)

聖域

■デジタルカメラマガジン 2024年4月号選考<プリント部門>入選

選者(小林紀晴 )からのコメント

【講評】上品な用紙と写真の内容が良く合っています。A3の大きなプリントで、周囲のフチのバランスも適切。雪原と空が同じような明るさと色みで、わずかに境界線があり、その中央にポツンと木立が見えます。その上下がシンメトリーな点も面白いです。とても静かで音のない雰囲気がよく伝わる、落ち着いて見られる作品です。

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■撮影:2016年2月7日/新潟県小千谷市

 

 

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2024年1月26日 (金)

冬の応援歌

■デジタルカメラマガジン 2024年2月号選考<プリント部門>入選

選者(岡田敦)からのコメント

【講評】夕暮れどきの山間を走る気動車のディーゼル音が遠くから聞こえてきそうな作品です。しんしんと降る雪の描写も美しく、フラッシュを意図的に発光させることで、近くに降る雪に光が当たり、それが無数の白い玉ボケとなり、幻想的な雰囲気を作り出しています。微粒面の半光沢の用紙と作品の雰囲気もよく合っています。 

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■撮影:2020年12月14日/新潟県

 

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2023年9月21日 (木)

高校通学原風景

■デジタルカメラマガジン 2023年10月号選考 <プリント部門>佳作

選者(岡田 敦)からのコメント
【講評】北海道で生まれ育った僕にとって、雪の降る夜にともる駅の光はどこか懐かしく、写真を見た瞬間、遠い故郷のことを思い出しました。撮影地は新潟のようですが、この作品を見て、自分の故郷を思い出す方もいるでしょう。

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■撮影:2021年12月19日/新潟県

1960年、高校通学の便宜を図るために地元住民の要望により再開した駅。
あれから63年、何人もの高校生がこんな風景を見て何かを感じながら通学して、そして大人になっていったに違いない。
小さな集落は、画像右の急斜面の下にある。

 

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2023年7月27日 (木)

花見提灯の風

■デジタルカメラマガジン 2023年8月号選考 <プリント部門>佳作

選者(岡田 敦)からのコメント
【講評】川面を渡る風に吹かれ、散った桜の花びらが美しい渦を巻いています。その渦の向こう側には紅白の提灯の明かりが映り込み、まるでいくつもの時が重なり合っているかのような、幻想的な雰囲気の作品に仕上がっています。

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■撮影:2023年4月8日/新潟県長岡市

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2023年1月21日 (土)

蘇る記憶

■デジタルカメラマガジン 2023年2月号選考<プリント部門> プリント佳作作品

選者(岡田 敦)からのコメント
【講評】柔らかな光が降り注ぐもやの中に、1本の木が真っすぐ立っています。被写体は、地震で川がせき止められたことで水没した杉の木。枯れてもなお倒れまいとするその姿に美しさすら感じます。

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■作品名:蘇る記憶

■撮 影:2022年11月19日/新潟県長岡市 山古志地区

2004年の新潟県中越地震で、川が堰き止められて水没した杉の木。
普段は震災のことは忘れているが、ここに来ると当日の記憶が鮮明に蘇る。
震災から18年経ったこの日、朝靄の中からようやく出てきた柔らかな光の中に立っていた。

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2022年9月21日 (水)

叫魂

■写真雑誌「デジタルカメラマガジン」2022年10月号<デジタルフォト部門>準優秀賞作品

選者(ハービー・山口 先生)からのコメント
【講評】夏の定番である大輪の花火。今年は数年ぶりに復活した花火大会もあったようです。夏祭りの明るいイメージがある花火大会ですが、この作品の被写体は新潟県の長岡花火。昭和20年8月1日の長岡空襲の翌年から続く、新潟の人々の思いを背負った慰霊と平和への祈りの花火です。モノクロで花火の輪の形に強さがあり、星のように明かりがちりばめられています。パチパチと音がするという2つの大輪の花火の下には、平和な街の夜景が克明に写っています。

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■撮影:2014年8月2日20:56/新潟県長岡市

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2022年4月22日 (金)

大雪下校

■写真雑誌「デジタルカメラマガジン」 2022年5月号<デジタルフォト部門> 佳作作品

選者(ハービー・山口 )からのコメント
【講評】大雪の中、電車のヘッドライトで照らされる雪。明かりで照らされたホームはまるで舞台写真のようです。そこにタイミング良く下校時の学生が登場してくれました。作者の今井さんの持つ、引きの強さで撮られた1枚です。

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列車は大雪のために15分ほど遅れて到着。
列車から女子高校生が降りてきてビックリ。
この駅で降りたのはこの女子高校生と男子高校生2人だけでした。
雪国の暮らしの1シーン。

□撮影:2021年2月4日

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2021年11月19日 (金)

なかよし下校

■写真雑誌「デジタルカメラマガジン」 2021年12月号 <プリント部門> 佳作作品

選者(鶴巻育子 先生)からのコメント
【講評】日本らしさがある、穏やかな日常の風景です。奥行きを感じる構図、スクエアのトリミング、線路を渡るランドセルの子どもたちのタイミングの良さ、柔らかいトーンや色合いの調整と丁寧に仕上げた整った作品です。

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ローカル沿線の日常風景を切り取りました。

■作品名:なかよし下校

■撮影:2021年6月15日/新潟県十日町市

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2021年3月22日 (月)

花冷え風 (新潟県長岡市 柿川)

■写真雑誌「デジタルカメラマガジン」2020年の桜フォトコンテスト 準優秀賞作品

選者(柄木孝志 先生)からのコメント
【講評】満開の桜よりも、散り際や散った後をどのように表現するか。センスや工夫が問われる撮影ですが、この1枚は発想のオリジナリティを強く感じさせてくれます。桜の花びらに埋まる小川を長秒で表現し、そこに木々を写りこませる工夫。「こうすれば、こうなるんじゃないか」という、撮影者の妄想、イメージを見事に形にしたそのアイデアに感服です。

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桜の樹を映す川面を、冷たい風に散った桜の花びらが流れていました。
画像を上下反転しています。

□作品名:花冷え風
□撮 影:2020年4月13日/新潟県長岡市 柿川

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2020年11月20日 (金)

雲の舞台 (新潟県魚沼市 枝折峠)

■写真雑誌「デジタルカメラマガジン」2020年12月号 2019年の紅葉フォトコンテスト佳作作品

選者(柄木孝志)からのコメント
【講評】撮影をしていると、主題と異なる想定外の風景や環境に出くわすことも多々あるもの。この1枚も作者いわく、別の目的があったとのこと。運とともに、偶然の風景を瞬間に切り撮る判断力がすばらしいです。まさに風景写真の醍醐味ともいえる作品です。

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舞台は、白い雲の海。
主役は、舞台を背景に立つ尾根上の樹々。
一本一本の樹々は主役を張れるほど個性的ではないけれど、役者が舞台で共演して一つの思いを伝えているように見えた。

■作品名;雲の舞台

■撮 影:2019年10月21日6:40/新潟県魚沼市 枝折峠

 

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